<論述>情報処理技術者試験の論述試験で一番大切なこと

情報処理試験の論述で一番大切なことは「聞かれたことに答える」ということです。

以前情報処理試験の論述の採点をしている人の話を聞く機会がありました。
論述試験で落ちるパターンとして多いのは、問題文で聞かれたことに答えず、自分の経験や考えを一方的に書いてしまう、というものだそうです。問題文で聞かれたことにちゃんと答えている解答は意外に少ないそうです。


問題文をよく読み、聞かれたことに的確に答えること。
それが論述試験で一番求められることです。

例えば以下の問題であれば、聞かれていることは何と何でしょうか?
<PM・平成19年度午後2 問2>
設問ア
 あなたが携わった情報システム開発プロジェクトの概要とあなたが情報システム開発の委託元に本稼働開始の可否について判断をあおぐために用意した材料について800字以内で述べよ

設問イ
 設問アで述べた情報システムの本稼働開始にあたり、本稼働までに解決できないと認識した課題はどのようなことか。また、課題を残して本稼働を開始した場合の影響範囲を調査したうえで、どのような対応策を検討したか。工夫した点を中心に、具体的に述べよ。


答えは以下の通りです。
設問ア  聞かれていること: 2つ
 1.あなたが携わった情報システム開発プロジェクトの概要
 2.情報システム開発の委託元に本稼働開始の可否について判断をあおぐために用意した材料

設問イ 聞かれていること: 2つ
 1.情報システムの本稼働までに解決できないと認識した課題
 2.課題を残して本稼働を開始した場合の対応策


解答の構成もその通りにすれば、採点者にとっても読みやすい文章となります。
問題文をよく読めば難しいことはないはずです。
しかし、注意しないと、「聞かれていること」ではなく、「自分が書きたいこと(書きやすいこと)」を書いてしまいがちです。
特に実務経験の豊かな人ほど「想い」が強いせいか、そうした傾向があるようです。

聞かれたことを正確に読み取り的確に答えるには、訓練が必要です。
それが論述試験対策の一番の要です。

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