<プロジェクトマネージャー・午後Ⅱ>解答例(品質マネジメント関連)
前回の続きです。
実際に出題された品質マネジメントに関する問題に対する解答例は下記の通りです。
(問題文)
平成19年 秋期 問3「情報システム開発における品質を確保するための活動計画について」
設問ア
1・1自分が携わった情報システム開発プロジェクトの概要
自分は、情報システム開発会社に勤務している。プロジェクトマネージャーとして約8年の経験を持つ。これまで、銀行業務に関するシステム開発を手掛けてきた。
今回対象とするシステム開発の要件は「銀行の統合に伴うシステム統合対応」である。
顧客である銀行の他行との統合に伴い、システムの統合対応が必要となった。我が社は特に外国為替業務システムの担当となった。
統合の基本的な方針は以下の通り。
・最終的に相手行側システムへ機能を片寄し、当方のシステムは閉塞する。
・ただし、移行リスク低減のため、統合日以降も一年間は両システムを並行して稼働させる。
・データの移行は、並行稼働期間中に支店ごとに数回に分けて行う。
プロジェクトの規模は約1000人月・予算は約10億円(ハードウェア費用を除く)・期間は約1年・ピーク人開発要員は約100人であった。
体制としては、担当する機能ごとに3つのチームに分けた。また、PMOも設置した。
1・2与えられた品質上の目標
信頼性・性能の面で、以下の目標が与えられた。
(1)信頼性の面での目標
・システムテストにおける不具合発生率(不具合発生数/テストケースス数)が1%以下
(2)性能の面での目標
・夜間バッチ処理時間が10時間以内。
ユーザ業務が終了し、オンライン処理が終了する午後9時から、翌日の業務開始時刻である午前7時までの10時間以内に処理を終える必要があった。データ量によりバッチ処理時間は変わってくるが、データ量のピーク時でもこの時間を守ることが求められた。
(780字(400字詰め原稿用紙に書いた場合))
目標についてはできる限り具体的に記述すべきです。
基本的には何らかの数値で書いたほうがよいでしょう。
設問イ以降は次回記述します。
実際に出題された品質マネジメントに関する問題に対する解答例は下記の通りです。
(問題文)
平成19年 秋期 問3「情報システム開発における品質を確保するための活動計画について」
設問ア
1・1自分が携わった情報システム開発プロジェクトの概要
自分は、情報システム開発会社に勤務している。プロジェクトマネージャーとして約8年の経験を持つ。これまで、銀行業務に関するシステム開発を手掛けてきた。
今回対象とするシステム開発の要件は「銀行の統合に伴うシステム統合対応」である。
顧客である銀行の他行との統合に伴い、システムの統合対応が必要となった。我が社は特に外国為替業務システムの担当となった。
統合の基本的な方針は以下の通り。
・最終的に相手行側システムへ機能を片寄し、当方のシステムは閉塞する。
・ただし、移行リスク低減のため、統合日以降も一年間は両システムを並行して稼働させる。
・データの移行は、並行稼働期間中に支店ごとに数回に分けて行う。
プロジェクトの規模は約1000人月・予算は約10億円(ハードウェア費用を除く)・期間は約1年・ピーク人開発要員は約100人であった。
体制としては、担当する機能ごとに3つのチームに分けた。また、PMOも設置した。
1・2与えられた品質上の目標
信頼性・性能の面で、以下の目標が与えられた。
(1)信頼性の面での目標
・システムテストにおける不具合発生率(不具合発生数/テストケースス数)が1%以下
(2)性能の面での目標
・夜間バッチ処理時間が10時間以内。
ユーザ業務が終了し、オンライン処理が終了する午後9時から、翌日の業務開始時刻である午前7時までの10時間以内に処理を終える必要があった。データ量によりバッチ処理時間は変わってくるが、データ量のピーク時でもこの時間を守ることが求められた。
(780字(400字詰め原稿用紙に書いた場合))
目標についてはできる限り具体的に記述すべきです。
基本的には何らかの数値で書いたほうがよいでしょう。
設問イ以降は次回記述します。
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