<書籍紹介>共通フレーム2007

以前ご紹介した書籍「共通フレーム2007第2版~経営者・業務部門が参画するシステム開発および取引のために~」(オーム社)を読みました。







内容を紹介します。

「共通フレーム2007」とは、乱暴に言えば「ISO9001のシステム開発版」という感じです。

ISO9001はソフトウェア関連企業でも取り入れているところは多いのでご存知の方も多いと思います。
私のいる会社でも7~8年くらい前にISOの認証を取得しています。

ISO9001はどちらかというと製造業をイメージした規格ですが、共通フレーム2007は完全にシステム開発に特化した規格です。

共通フレームの目的は、「ソフトウェア産業界で『共通の物差し』として用いることにより、国内における「ソフトウェア開発及び取引の明確化」」だと記載されています。
いくら企業間のサービス契約を結んでいても、企業によって用語の意味やサービス範囲の認識に違いがあるためにトラブルが絶えないことが背景にあります。そうした用語や認識の相違をなくすことが狙いということです。

共通フレームの内容について簡単に説明します。

共通フレームの基本構成の中でも、特に中心となる「主ライフサイクルプロセス」の内容は以下の通りです。
<契約と合意の視点>
 取得プロセス
 供給プロセス
 契約変更管理プロセス

<企画と要件定義の視点>
 企画プロセス
 要件定義プロセス

<エンジニアリングの視点>
 開発プロセス
 保守プロセス

<運用の視点>
 運用プロセス


それぞれのプロセスについて、さらに詳細なアクティビティに定義されています。
例えば「開発プロセス」であれば、
 ●プロセス開始の準備
   ・開発作業の組み立て
   ・必要な支援プロセスの組み込み
   ・開発環境の準備
     ・
     ・
     ・

といった感じです。

さらに各アクティビティについて、何をやるのかガイダンスが定義されています。
例えば「開発作業の組み立て」であれば、
「契約で指定されていない場合、開発者はプロジェクトの範囲・規模及び複雑さに適合したソフトウェアライフサイクルモデルを定義・または選択する。」
といった感じです。

また、共通フレームの中では、個別の文書のフォーマットを定義しているわけではありません。

高度情報処理では、特に各プロセスの順序や概要が問われることが多いです。
特に「企画プロセス」と「要件定義プロセス」の違いについてはある程度細かいところまで聞かれるので、システムアーキテクト試験を受験される方はしっかり押さえておいた方がよいでしょう。

<ポイント>
 ・「企画プロセス」→「要件定義プロセス」の順である。
 ・「企画プロセス」には、
    「対象業務の分析」
    「システム化機能の整理」
    「プロジェクト目標設定」
    「全体開発スケジュールの作成」
  なども含まれる。

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この記事へのコメント

るりこ
2010年03月12日 14:56
彼氏いない歴2年半になろうとしてます、今迄に好意をよせてくれる人もいたけどダメだった。 仲良くなって恋愛したい!!甘えさせてくれる人よろしくね!ruri11.ko9@docomo.ne.jp

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